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- 2014.11.30 Sunday
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最近ブログをサボり気味ですみません。一週間ぶりのご無沙汰ですが、珍しいネタを引き下げて戻ってまいりました。今回は珍しく鉄道ネタ!! 何を隠そう、小生は元々鉄ちゃんから乗り物趣味にハマったクチでして、中学の初海外旅行までは絶対鉄道派という人間だったのです。まあその後は、飛行機に乗って旅行でちょこちょこお金を使うゆえ、お金はあまり貯まらないわけですが(笑) というわけで既に総利用客1000万人突破も間近なポートラムこと、富山ライトレールで人生初の運転手体験をつづりたいと思います。。ちなみにこちらの2枚は2号編成のオレンジと7号編成のパープルで車庫の天井に近い足場から撮影させて貰ったものです。
コトの始まりは、偶然に見た小生が参加しているブログ村のあるブログ記事。ポートラムの運転体験が出来るというPDFの記事を見た。前回は子供のみで、今回は大人も参加可能だという。ちょうど17日と18日も休みなので、軽い気持ちでエントリーのメールを送った。その後見慣れぬ電話が携帯に着信履歴にあったので、ネットで調べてみると目が点に!何と93人もの応募者から当選者23人の内の1人に入ったと、参加当日にポートラムの関係者から聞いて、何とも自分のよくわからぬ妙なくじ運の良さに驚いたのである。今やあちこちで運転体験というのは、多かれ少なかれ増えてきたが、車両基地内走行で往復240mというのは割と長い部類に入る。参加費2000円というのもなかなか良心的で、ポートラム特製のエコバッグなどのお土産も含めると破格で車両基地内の見学等盛りだくさんの企画と言えよう。
6月17日午前9時過ぎ某巨大駅
最寄りの駅からだと、関西圏から富山など北陸方面といえば、まさしく白い弾丸の如くかっ飛ぶ特急こと、白い国際救助隊?いやサンダーバードに乗る必要があるため、取り敢えず某巨大駅へ向かう。仕事場へ向かうのに使う路線とは違いはないとはいえ、浮足立つ自分に気づき、やはり旅行となると足取りも軽く感じるのだ。初めて乗るサンダーバードは今までの国鉄特急と違って格段に車両もよくなっていて驚く。車両にもよるが、普通席だと1列目か18列目のドアに一番近い壁際の座席のみPC用などに使えるコンセントが装備され、小生も携帯充電用に活用させて貰ったので退屈せずに済んだ。
座席の混み具合は日曜日の朝方という事もあり、そんな混んだ印象もなく、途中福井や金沢で多くの乗降客を見かけ、富山まで通して乗る乗客も多い。富山駅はちょうど仮駅舎になっているので、南口の改札口へ辿り着くまで遠い感じがイマイチだが、北陸新幹線開業に伴う新駅舎も楽しみである。なお、富山駅に着いて早々ポートラムに乗ってみたい方は北口から出た方が便利だ。ちなみにビジネスホテルなどの大半は南口側に集中しているのをお忘れなく。ポートラムやセントラムなど一日乗り放題になる800円の切符は北口すぐのポートラムショップや南口の観光案内所、富山空港国内線ターミナル案内所などで買えるので便利だ。
今回の宿泊先は1泊朝食付きシングルで5180円!という激安プランを出したANAクラウンプラザ富山です。重い荷物を預ける為、先に環状線を走るセントラムが初乗車となったけど、あまりの低さに驚きました。国際会議場前乗り場で富山城と一緒に撮れましたよ。
さて、まだホテルでは清掃の関係で部屋に入れないため、フロントに荷物を預けて貰い、この白いセントラムで富山駅へ戻る。ポートラムの心臓部である城川原の本社には13:30までに集合だが、まだ時間があるので、富山地鉄の電鉄富山駅へ寄ってみる。
映画「RAILWAYS」でも有名になった、お目当ての元レッドアローのアルプスエクスプレスは既に宇奈月へ行ってしまったらしく、普通塗装やかぼちゃ電車たちが出迎えてくれた。しかし富山地鉄と言えば子供の頃からグレーと赤い帯のイメージが強いから撮れて嬉しい。
上空から飛行機の音がするから、何かと思えば新千歳からと思われるエアドゥのベアドゥ塗装737が降りてくるのが見えた。意外と富山空港は市内に近く、ANAホテルの部屋からもしっかりアプローチが見えるので、航空ファンにはおすすめである。
さて、地下道を通りぬけて行くと、富山北駅に辿り着き、可愛い黄緑の4号編成がお出迎えである。軌道に芝生を敷き詰めてありドイツで見かけた線路みたいである。セントラムのシックな感じはビジネス街を縫って走る環状線らしさがあり、ポートラムのポップな感じは市民の足として可愛がられ、それぞれ市民に親しまれる理由が読み取れる。
そんな黄緑の4号編成に乗って、城川原駅へ到着する。そのあと、ちょうど3号編成のイエローと5号編成のグリーンが並び、同じ運転体験参加者と思われる方々と撮影する。その後、誤って車庫の周りを歩いてしまって、ギリギリになってしまったが本社2階会議室で参加費2000円を支払う。同時に参加賞のエコバッグなど記念品を頂く。参加者の面々を見てみると家族連れが多く、小生のようなひとり者は割と少ない印象である。
その後ポートラムアテンダントの司会進行でクイズ大会が開かれ、7問中6問正解。全問正解者向けにしっかりプレゼントも準備されている。子供の参加が多いので答え終わるかどうか、確認しながら進行する司会担当のアテンダントの気遣いはこんなところにも発揮されており、必要に応じて子供向けにヒントを出しているのも好感が持てる。
車庫見学と運転体験はA班とB班にわかれ、小生はA班で何と一番初めの運転をするという! おいおい聞いてないって(笑) 速度は時速10キロ程度なのだが、これはホント緊張し、更に地元新聞社の記者も乗りこんでいる(汗)。それにしても右側のジョイスティックみたいな小さなレバーで加速もブレーキ操作が出来るとは何とも凄いと思った。そんな小生の運転手姿はこれだ!
まあ実際、この写真は小生の番が終わって他の体験運転手?が運転している反対側の運転台で機器類を触らない条件で座って撮って貰ったものである。ホント自宅から白手袋を持ってくるような奴は小生のみであろう(笑)それにしても、車内放送で小生の名前を読み上げるアテンダントさんにはちょっと照れたぜぇ(笑)他のちびっ子たちは男の子は制服と制帽を着用し、女の子はアテンダントの帽子等が用意され気合の入った運転を見せてくれた。将来の運転手がここから出て欲しいものである。あと、この写真を実際の運転手さんに突っ込まれるとすれば、指差呼称の腕が逆だと指摘されるだろうなぁ(笑)
その後B班と入れ替わりで、車庫見学のため、ヘルメットを着用する。生まれて初めて、車体の下部に入ることが出来、極限まで下げた車体の低さがよくわかる。ホームの高さもたった30センチというのも納得である。車軸もなく、駆動部のモーターも奥の方に繋がっていて、レールにくっ付いた車輪の間にある長い棒状のものは強力な電磁石を使用した緊急電磁ブレーキである。
中でも見学者から二度もリクエストがあったのがこれ! これは雨天時などにレールとのグリップを良くして制動距離を減らす狙いで、砂を撒くのだ。受験シーズンになるとこの砂が滑り止めとして配布されるのはよく意味がわかる。フラッシュをたくと砂粒の感じがよくわかって面白いものだ。
屋根回りにはパンタグラフがあり、エアコンや制御装置など、通常床下にあるものを天井に持って来て
あの低い車体を実現させていると聞くと、何とも路面電車先進国の欧米の技術は大したものである。
その後は運転体験証明書を頂き、番号は伏せておくが意外と多くの体験者がいるものだと思ったものだ。中には大都市圏の某社運転手もここまでやってくるそうだ。そうそう、ポートラム・アテンダントさんを両手に花で記念撮影もさせて貰えたのも嬉しかったですよ。
そこのあなた! この夏は富山へ行ってみましょう! ポートラムに乗るだけでもエコに貢献出来て、美味しいものを食べに来てみてはいかがでしょうか? ポートラム・アテンダントさんなら色々と詳しく教えてくれると思いますよ。また運転体験のイベントあったら、ぜひチャレンジしてみて下さい。最後になりましたが富山ライトレール株式会社のサイトはこちらをクリック!してください。運転体験などの情報もこちらで発表されますので、要チェックですよ!
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