既にネタとしては古くなっているが、10月28日より関西空港のLCCターミナルとして第2ターミナルが開業した。関空ベースのピーチとしては、念願の専用ターミナル開業となった。そんな真新しいターミナルから出発する第1便となったピーチ長崎線に搭乗したので、ご報告させて頂く。
第2ターミナル国内線入口は蛍光グリーンがお洒落さを演出・・。
10月28日午前4時頃
小生は属する団体広報E氏の車に乗せて貰い、雨の降る関空へ向かう。長い橋を渡って料金所を経て空港ゲート左横からその第2ターミナルへ入る道が出来、見慣れないアプローチは何とも新鮮な気持ちにさせてくれる。遠目にはピンク色の機体が見え、ピーチ専用とよくわかる。取りあえず駐車場に車を止めターミナル全景を撮影する。
上記が国際線入口で下記の写真が国内線入口となる。中では繋がっているので問題ないが。
横目には金網だらけになるが、ピーチ機も撮影出来る。手振れで申し訳ないが。。
エアロプラザ1階からこの第二ターミナルまでは無料連絡バスが結ぶが、10分ほどかかるのでチェックイン締切を考慮して、このターミナルへ向かうようにしよう。。
さぁ、4時半ターミナル開場とのことで、私もその列に並ぶ。空港関係者やマスコミを除けば、このターミナルには1桁台で入ったという珍しい経験をする。新ターミナルにこうやって入るのはなかなかなく気分がいいものである。
中に入ってみるとまさしく体育館(笑)でも真新しい匂いに包まれ、鉄骨剥き出しがLCCターミナルの証
でもある。開放感もあって、個人的には好きである。エアコンもしっかりあるし空港使用料も安くなるなら乗客に歓迎されると思う。
お土産屋も薬局もあり、撮影しそびれたが、コンビニはセブンイレブンがあるし、ATMも数台ある点はマル。レストランも二つほどあり、軽食なら間に合うレベルである。
真ん中の新ターミナル開業式典には既に多数のマスコミのテレビカメラが並ぶ。
多数の来賓がみえ、その中には右側にピーチの井上CEOの姿もあり、ピーチクルーの皆さんがしっかり華を添えて、祝賀ムードを盛り上げていく。後ろのマルチモニターの飛行機が離陸していくCGと共にテープカットが行われ、無事第2ターミナルの供用開始となった。
その後マスコミ向けに集合写真が撮られる。やはりピーチクルーがいるといい感じだといつも思う。
この後、小生の同行者である広報E氏が香港線の乗客を出迎えるまでターミナル内を散策されていた井上CEOに話しかけ、色々とお話しさせて頂けた。団体のハッピ姿は新千歳就航時から覚えて頂けたらしく、小生がピーチの初便に乗っている事も覚えて頂けたのは何とも光栄である。更にありがたいのは名刺交換までさせて頂けたこと。航空会社社長に名刺を貰ったのは生まれて初めてで恐縮であった。小生のこのブログを言い忘れたのは何とも残念でならないが、またの初便の際に伝えよう。。
チェックイン開始時刻まで、ターミナルをちょっと撮影。こちらが国内線の荷物受付カウンター。
自動チェックイン機はこの目の前に設えてあり、就航当時に比べてスキャナーなどが変わっている。
こちらが国際線チェックインカウンターで、自動チェックイン機はあったかどうか、確認しそびれた(汗)
台北線の早発ぶりはウケが良いのか、結構台湾からの乗客も見かけた。
1桁台の8番という早さでチェックインを終え、腹ごしらえにレストランの一つである銀座ライオンへ。。
今や減りつつあるが、ここではジャンボ機が出迎えてくれるのが航空ファンには嬉しい。
モーニングセットのサンドイッチのセットで600円と空港の場所の割にはお手頃で飲み物も込みなのも良心的。味も問題なく、サラダまで付いて良い感じ。
荷物検査場は以前と比べるとレーンも増え、更にスムーズな流れになった。そこを抜けるとゲートエリアで、すぐ横にピーチ直営の売店、Fuchsia by peachがある。Fuchsia(フーシア)とは深い赤とピンクの中間色を意味し、ピーチのコーポレートカラーとの事。目の前に並んでいるのが先日当ブログでも紹介したピーチオリジナルグッズ、ナノブロックである。この売店以外にエアロプラザの売店や通販でも買えるが、気が向いたら手に取って購入して欲しい。尚写っているこのヒトが小生が所属する団体広報のE氏でピーチポーズまでとってくれるイケメンである。
ピーチーズというお菓子も発売されているので、是非チェックしてみて下さいね!!
お土産屋はアプローズがここにもあり、LCCだからといって不便さは感じない点もいい。
ピーチもここまで埋まるほどの便数となり、さらに他社が乗り入れる日も近い。このターミナルに外資系も乗り入れるのは時間の問題であろう。
搭乗口近くにはゲートまでの距離も書いてあるので、確認しておこう。
さぁ、搭乗口近くでは出発第1便となる長崎線のセレモニーが始まる。いつものように井上CEOとピーチクルーさんが脇を固め、多数のマスコミに囲まれる。近くには何故か、ピンク色のゴルフボールが山積みされ、ピーチロゴ入りじゃないのでゴルフを趣味とする親父のお土産となった。
井上CEOとピーチクルーで恒例のピーチポーズ。やっぱこれがあると盛り上がってイイ(笑)
さぁ、搭乗開始である。就航初便ではないが、一応ターミナルから出る第一便となるわけなのでこうやってピーチ名物のひとつ、ハイタッチアーチがあって嬉しく思う。件の男性スタッフは初便の台北・那覇・長崎とこの便を含め3度目の再会となり、何とも家庭的なノリがたまらない。
小生の乗る長崎線は93番ゲートで無機質な感じの通路だが、いずれ広告看板も設える余地も残っていて、変わっていくのは間違いない。
チケットの読み取りはここでやり、雨が降っているので、機体まで傘さして歩いていく。
ターミナル外を出ると、ちょうど香港線から戻ってきた機体も居たので、5機全機が揃っていて感動。
広いが思ったより歩く距離も遠くなく、ボーディングブリッジがなくても何とかなる感じである。強風時などはどうなるか気になるが。。
93番スポットから搭乗する機体はJA803Pこと3号機だった。5号機はまたもやお預けとなったわけだが、新ターミナルから一番目に離陸する便となるのは変わらない。
機内は極めて空いていて約60名程度。そのため後方ドアのタラップもなく、あっという間に搭乗も終了。定刻6:45にスポットアウトし、窓からは雨の降る中多数の空港関係者に見送られ、第一便らしさを感じられ、滑走路06Rから6:52に離陸する。
離陸後は揺れが収まらず、カートなしで手配りで機内販売を済ませたらしく、ビールを逃したのはちょっと残念。まあこの状況なら無理もないか。。
空港側からはT2ロゴ入りのステッカーとタオルが貰え、観光関連からはハウステンボスのファイルやカップ麺などが配られた。ピーチ側は降機時にオリジナルステッカーが配られた。
右がこの長崎線で配られたもので、左がこの前の台北線就航時に貰ったもの。
長崎には滑走路32へ7:52に着陸。7:54にはスポット9番へ到着。3月就航以来の長崎だが、これも値段が手ごろなピーチのお陰といえよう。
遂に立派なLCCターミナルを関空は作り、世界各国のLCC就航に備えたわけだが、第3ターミナルも計画されている。LCCは外資系が多く、使いにくいという第一印象もあるが、ピーチなら日本語も確実に通じるから初めてLCCに乗る人たちにも優しいと思える。まあ予約時に色々とやらなければ高くなるのは仕方ないが、必要なモノだけを取り入れていけば安く旅が出来る。恐らく今年中に新路線開設がなければ、これで今年のピーチ初便搭乗は終わりかもしれないが、あのピーチだから意外な路線開拓もあるのではないかと思っている。小生をここまで初便搭乗に駆り立てたものは未だわからないけども手頃に初便搭乗してお祭り騒ぎが出来る点なのだろう。。これからもピーチ初便に乗って記録を更に更新出来る事を願いつつ、関西空港第2ターミナル開業と出発第一便搭乗の長崎線の報告とさせて頂く。
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