今年第一弾の就航初便となったピーチ仙台線は東北初のLCC就航路線としても注目され、ヤフーなどの記事でも早めに配信された事から、如何に東北側からの期待の強さを物語る。
では今年初のピーチ就航初便、ピーチ仙台線初便どうぞ!
2013年4月12日早朝 珍しくミナミ近くに宿を取り、始発の南海で関空へ向かう。幾分朝が明けるのも早くなり、第2ターミナルには5機のピーチ機が並ぶ様子は何とも嬉しく感じる。週末の混雑を避けるために早めにチェックインを済ませて荷物検査場を通ったが、平日だと割と早く通れるとわかった。 しかし早めに済ませた方が乗り遅れるリスクは減らせると申し上げておこう。
何を膨らませているのかと思えば、東北名物民芸品こけしである。そして仙台のゆるキャラ、むすび丸のノボリが仙台線開設を盛り上げていく。この便の前後に福岡線出発があり、その搭乗客の邪魔になっていたのが小生としても残念。イベント用に会場は場所を移すべきかもしれないと思った次第。
ほどなくして、恒例のピーチポーズを交えた就航初便の挨拶をクルーさんたちで行われ、関西のゆるキャラたちがしっかり脇を固める。それにしても最近ゆるキャラがセットになりつつあるよね。。近くにはいつも通り報道陣のカメラの放列があるが、その中に東北の某局が搭乗して取材をおこなったようで、懐かしいテレビ局の名前も見えて嬉しい。話しかけたらとても喜んでくれた。。
そうそう、やっぱりピーチといえば、このピーチ就航初便名物となったハイタッチアーチであろう。やっぱりこれがないと寂しいよね。嬉しい事に去年那覇線や台北線の初便などで会った男性のピーチスタッフさんが小生の事をまた覚えていてくれていて嬉しい。更に先月末に福岡線でサインを貰ったクルーさんもいて何とも嬉しいものである。就航初便グッズはのちほど。。
こうやって並んでいるピーチ機を見ると何故か嬉しくなるのだよねぇ。いずれ10機体制になるなんて聞くとワクワクしますな。。
仙台線初便の担当機は4号機ことJA804Pで、去年開設された台北線と那覇線の就航初便で使用された機体である。福岡線でも乗ったからこれで4回目か。。さぁ7号機はいつ乗れるかな。。
飛行データは次のとおり。乗客は172名とほぼ満席でスポット96を7:28に離れ、滑走路24Lから7:39に離陸。高度は35000Ft、時速850キロ+200キロ近い追い風があり、途中セントレア上空を越え、富士山北側、松本市、会津若松、猪苗代湖?などを経て、強い追い風の結果、仙台空港へは滑走路27より8:37に着陸しスポット5へ8:42にスポットインという優秀なものとなった。言い忘れたが、東北弁も流暢なクルーがアナウンスを担当し、関西弁に満ちた普段の機内とは違って新鮮であった事も付け加えておく。後日調べると宮城県出身のクルーさんが居て納得である。
いつものビールタイムを楽しみつつ、他のヒトが何か買ってるかと思えば、大量にピーチグッズを買っている方が居て目が点に。。帰りのフライトで買えないヒトが居たら大変かなと思うけど。そろそろピーチのエアバスステッカーも売って欲しいなと思うのは小生だけじゃないと思う。
就航初便グッズは泉南や仙台の観光パンフレットに鉛筆、ボールペン、シール、ティッシュ、そしてピーチファンには嬉しい仙台線就航記念ステッカー! 更には萩の月が丸ごと一個入っている太っ腹さ! ピーチトートバッグは去年の那覇線初便より出てきたサイズの小さいタイプである。
よくよく考えると関空〜仙台間は現IBEXエアラインズのフェアリンクが開設した以来空白だったはずで、小生はANAで飛んで以来だろうか。
伊達正宗公由来のカブトも勇ましい可愛いハッピを着たゆるキャラ、むすび丸と偶然ながらもピーチ色の横断幕で出迎えられて嬉しい。惜しむらくは井上社長が居ない事だなぁ。。業務連絡があったのに(笑)
普段はなかなか復路便を見送ることはないんだが、今回は時間もあるので見送ることに。。ゆるキャラがむすび丸と共にSATこと仙台空港鉄道のゆるキャラも加わり、ピーチのスタッフさん一同で就航初便を見送る様は仙台線を定着させたい気持ちも現れているように思える。関空乗継も多少を余裕を持たせたら、香港やソウル、台北、那覇など多くの路線を安く乗り継げる事も増加する事間違いないだろう。東北初のLCC就航として名乗りを上げたピーチの心意気が更に、東北の復興と発展に寄与する存在になると願いを込めて、小生のピーチ仙台線就航初便搭乗記とさせて頂く。
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